2015/04/12

**懐想** 熊野古道中辺路 -DAY2-

DAY2


夜中にグンと冷え込んで、シュラフのジッパーを閉め直すのに一度起きただけでぐっすり寝る事が出来た。

 ワンゲル部の林君とはペースが違うから、もしかしたらここでお別れかもとの事で記念撮影と、固い握手を。
ビックリするくらいの晴天の中一路熊野本宮目指し歩き出す。
今日約25キロ以上歩く事になる 。

 継桜王子に到着。こちらには野中の一方杉という巨杉がある。

 デカすぎて写真に入らないw
 どうやったらこうなるのかが不思議だけど、強い生命力を感じた。




 そして野中の清水。ここで美味しいお水を補給。

 所々に地元の方々の温かい応援が!



 取り続けた番号もいつの間にか41番目。
ゴールが何番かはまだ調べないw

この辺りで林君とはお別れ。
さすがワンゲル部。歩くの早いなぁ。 
 誰もいない古道をゆっくり歩く。
もう感激しまくって言葉にならない。


 災害の爪痕はまだまだ残っており、ここから迂回路へ。
しばし古道とはお別れ。
 がっつり登山コース。
階段がしんどい。
 熊野は雨のイメージ強いんだけど、晴天。ちょっと暑いくらい。
ときより涼しい風が吹き抜ける。
 もう死んでしまうくらいキツい登りも一旦ここで終わり。
体力付けなきゃダ。



 迂回路から古道へ復帰し湯川王子に到着。
このあたりは当時は宿場があったそうな。
今は無人。 

最後の峠、三越峠へ。 

ここで小休止。
ご飯を食べてると、地元のおじちゃんがやってきた。

おじちゃん「にーちゃん、どこから来たん?」 
G「滝尻王子からで本宮へ行くんですよ。」
おじちゃん「それはわかるけど、そーじゃなくて、どこから来たん?」
G「あ、九州からです」
おじちゃん「きゅ、九州!?それはえらい遠いとこからありがとなぁー」
G「お天気もいいし、楽しませていただいてます」
おじちゃん「ホンマありがとなー、がんばってなー、ほな、これ、あげるわー。」

という流れでパンをいただく。笑
古道歩きの人他にもたくさん居るのに、本当にいちいち親切!
この土地は旅人をもてなす文化が根付いてるのかな。
パンはべたべたに甘く、疲れたカラダにしみわたる。
おいしくいただきました。

痛々しい山肌。 
 川幅が徐々に広くなり、ゴールが近い事を教えてくれる。





 ここから熊野本宮の聖域となる発心門王子に到着。
いよいよこの旅も最終段階へ。
グット身が引き締まる思いで鳥居をくぐる。






この度でのテーマ。
古道沿いにある休憩どころには寄って食べる事。
古道沿いにあるから必ず古道歩きに必要なエネルギーを補給出来るはず。
このお店は色々メニューあったけど、米が食いたかったので焼きおにぎりを。 
 そして扱ったので冷やしうどんを。(食べ過ぎ)

 本宮はもうすぐそこ!
 ここでも有名なシソジュースを。
お腹たぷんたぷんやで。
三軒茶屋。
ここで小辺路と合流。
 この辺はたくさんの観光客が居た。
 道も古道らしくなってきた。
足を動かしているのはもう気力だけ。
前へ、前へ。

大斎原が見えた!
涙をこらえる。 
ここからは、滝尻王子からの出来事を細かく振り返リながら歩いた。

しょっぱなごぼう抜きされた事、
林君にあった事、
よもぎ餅とミカン餅が激ウマだった事、
近露の晩ご飯とビールをごちそうしてくれたオカミさんの事、
近露でゲートボールしてたおばあちゃんと30分話し込んだ事、
近露でテント張れるところをゲートボールのおばあちゃん3人が探してくれた事、
道の駅でのめはり寿司が激ウマだった事、
道中色んな人に労いの言葉をいただいた事、
おじちゃんがパンをくれた事、、、 

ここまで来れたのは、この人達にサポートして頂いたおかげ。
もし本当に熊野に神様が居るのなら、この人達は神様の使いなのかもしれない。
いや、きっとそうだ。と。
もっと感謝の気持ちを力一杯表しとけば良かった。。と。
 いつの間にか数字は75に。。
はじめに知ってたら心折れてたかも!笑


そして、





滝尻王子から約40キロ、
最終目的地の熊野本宮に到着!
感極まってしばらく境内で放心状態。
旅でお世話になった方々への感謝と、
ここまで無事たどり着けた事への感謝の気持ちを伝える。
GWということもあり観光客がたくさん!

ここから今夜の宿のキャンプ場、渡瀬キャンプ場へ。
しかし、渡瀬キャンプ場行きのバスはもう無くなってた。。
仕方ないのでまた歩くことに。
地図で見るよりも思ってたよりも遠くて、結局1時間は歩いたかな。。汗
テント張る場所はあるだろうか。。。




 案の定キャンプ場はファミキャンの人達で満杯。
バーベキューと宴会が始まってた。
無理矢理にテントを張ることも出来たけど、
今夜は達成感の余韻に静かに浸りたい。 。

仕方なく川沿いに張らせて頂いた。
今回の幕はオーナーから下取りさせて頂いた、
NEMO META1P
トレッキングポールで張れる非自立型。重量は900グラムくらいかな。
色もキレイだし、中も広くて快適。
なんといても、メッシュでフルオープン出来、星を見ながら寝る事が出来る。


温泉に浸かり、疲れを取った後は、ディナー。
服部先生のチキンカレーと、本宮の近くのコンビニで買った肉を焼く。

もちろん、しゅわしゅわも!

ファミキャンの宴会の騒がしさを、川の流れの音がかき消してくれて、静かな夜を過ごす事が出来た。大満足。
そういえば林君はどこに泊っているのかな。。。とぼんやり考えていたら、
オレンジ色のジャンバーの林君登場!笑
偶然すぎてビックリしたけど、温泉にずっと居たとの事。気付かなかったなぁ。
再会の固い握手をし、別れた後の事をお互い報告し合った。

林君は明日も別の古道を歩くとの事で、出発が早いらしく、早々にお開き。
本当にこれでお別れだねーって固い握手をし、それぞれのテントに戻った。
テントフルオープンで横になってたらいつの間にか寝てしまってた。




DYA3に続く



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